関西学院大学からのインターン生とLJI ― これまでの活動を振り返って

ラオス日本センター(LJI)では、2017年より関西学院大学からインターン生を受け入れています。

インターン生は、関西学院大学の国際ボランティアプログラム「国際社会貢献活動」に参加し、約5か月間LJIで活動します。新型コロナウイルス感染症の影響による中断期間を除き、毎年1~2名の学生を受け入れており、これまでに計13名の学生がLJIで活動してきました。

活動内容は、イベントの企画・運営や広報、日本文化の紹介などさまざまです。それぞれの関心や得意分野を生かしながら、LJIのスタッフとともに活動に取り組んでいます。

インターン生の声

これまでLJIで活動したインターン生は、それぞれの関心や得意分野を生かしながら、さまざまな活動に取り組んできました。活動内容だけでなく、LJIのスタッフとの日々の交流や、ラオスでの暮らしの中で得た経験も一人ひとり異なります。

ここでは、これまでLJIで活動した関西学院大学のインターン生に、当時担当した業務や特に印象に残っていること、そしてLJIやラオスへの思いを振り返っていただきました。

2019年度

LJIで担当した業務

ラオス語と日本語を相互に学べる動画コンテンツの企画・撮影・出演を担当しました。

印象に残っていること

言葉や文化の壁を越え、現地スタッフと一丸となって日本とラオスの架け橋となる活動に取り組めたことです。上手く進まないことも多く苦労しましたが、苦楽を共にした現地スタッフとは、今でも連絡を取り合うかけがえのない同僚になりました。

LJI・ラオスへの思い

ラオスは一見馴染みが薄いかもしれませんが、実は日本が初めて青年海外協力隊を派遣したゆかりある国です。

また、家族や友人との時間を何より大切にする姿勢など、私たちが忘れがちな「心の豊かさ」に気付かせてくれる魅力があります。

LJIのスタッフは少しシャイな一面もありますが、皆とても温かく思いやりに溢れた素敵なメンバーばかりです。


2023年度

LJIで担当した業務

総務課に配属していただき、LJIホームページの改修業務にメインで携わっておりました。その他に、イベントの補助や日本語教材の作成にも取り組みました。

印象に残っていること

印象に残っていることは多くありますが、中でも4年ぶりの開催となった日本のお正月祭りで司会を務めた経験は、特に印象的です。

記事:

https://www.jica.go.jp/activities/schemes/tech_pro/japancenter/article/2023/1529613_36482.html

また、ラオス国立大学内を歩いていた際、折れた木が頭部に落下し入院したというトラブルも、今では良き思い出として印象に残っています。

LJI・ラオスへの思い

私は「ボーペンニャン(大丈夫)」という言葉が大好きです。ボーペンニャンという言葉の裏にあるラオス人の寛大さを見倣い、忘れないでいたいと思います。

また早くラオスを訪れたいです!


2024年度

LJIで担当した業務

日本語を学習しているラオス人学生に向けて、日本への興味喚起や日本語学習の意欲向上につながるコンテンツを提供しました。例えば、日本文化イベントの企画・運営や、図書館等の施設のリノベーションなどです。

また、派遣先内における業務の効率化のために、備品のリスト化やITの活用提案も行いました。

印象に残っていること

現地スタッフの方とご飯を一緒に食べ、おかずをシェアしていた日々のランチタイムが印象に残っています。ラオスの方は一緒に食べる時間を重視します。現地スタッフの方たちの輪に自分も入れてもらえたような感覚がすごく嬉しかったのを覚えています。

LJI・ラオスへの思い

ラオスは派遣後も旅行に行ったり、日本でラオス人の友人と会ったりするほど、私にとってかけがえのない思い出がたくさん残っている大好きな国です。

人の温かさ、ご飯のおいしさ、自然の雄大さ……もっともっとラオスの良さが日本に伝わればいいなと思っています。私を優しく受け入れてくださったLJIの人たちにも感謝の気持ちでいっぱいです。


2024年度

LJIで担当した業務

総務課に所属し、日本文化イベントの企画・運営、SNS向け広報物やPR動画の制作、ラオス人学生と日本の大学生の交流イベントの開催を担当しました。

特に、お正月祭りではしめ縄作り体験を企画し、日本文化を楽しみながら学べる機会づくりに取り組みました。

印象に残っていること

最も印象に残っているのは、しめ縄作りの方法をLJIの同僚に伝え、来年以降も継続したいという声をいただけたことです。

自分の企画が一度限りのイベントではなく、現地の皆さんに受け継がれる可能性につながったことを大変うれしく感じました。

LJI・ラオスへの思い

LJIでは、学生や職員の皆さんと協働しながら、日本とラオスの相互理解を深める多様な活動に挑戦できました。

ラオスの人々の温かさや、今を大切にする考え方に触れ、自分自身の国際協力への考え方や人生観も大きく変わりました。


2025年度

LJIで担当した業務

5か月間の活動の中で、総務課と交流課で活動しました。

総務課では、ラオス人スタッフとともにLJIのホームページを一から作成し、情報の更新やデザインの改善、新規コンテンツの作成、アクセス解析の導入などに取り組みました。また、Facebookを通して日本文化やイベントの様子を発信しました。

交流課では、学校訪問や日本食文化体験イベント、アニメウィークなどを実施しました。限られた予算の中で、日本文化をラオスで体験し、楽しんでもらうためにはどうすればよいかを考えながら、スタッフと一緒に企画や準備を進めました。

印象に残っていること

最も印象に残っているのは、自分で一から提案・企画した、学校訪問での「風鈴・短冊づくり」です。

限られた予算や人員の中でも実施できるよう、LJIにある竹や日本から持参した折り紙を活用しました。企画から試作、材料の調達、説明資料の作成、スタッフとの調整まで行い、自分のアイデアを実際の活動として形にすることができました。

ラオス人スタッフや参加者にも楽しんでもらえたことは、私にとってとても印象に残る経験となりました。

LJI・ラオスへの思い

ラオスでは時間がゆったりと流れていて、自分のペースで過ごすことができる雰囲気が、私はとても好きです。

LJIには、日本語や日本の経営、日本文化を学びたいラオスの方々や、ラオスやラオスの人々とつながりたい日本人が、毎日のように訪れていました。

異国の地であるラオスで、日本という存在が必要とされていることを実感するとともに、ラオスと日本をつなぐ場所として、LJIが果たしている役割の大きさを感じました。


2026年度

LJIで担当した業務

総務課に所属し、LJIのホームページ改修や広報活動に携わりました。ホームページでは、日本語ページの作成や既存ページの修正、講義やイベントの取材・記事作成などを行い、Facebookでの情報発信にも取り組みました。加えて、日本文化交流イベントの企画・運営にも携わりました。

印象に残っていること

数えきれないほどたくさんの思い出がありますが、特に印象に残っているのは、OJEICと協力して企画・実施したイベント「Let’s Make Onigiri & Learn about Studying in Japan」です。

企画から準備、広報、当日の運営まで、多くの方に協力していただきながら一から形にしていきました。当日は予想外のトラブルもありましたが、協力しながら対応し、無事にイベントを実施することができました。

参加者の皆さんがおにぎり作りを楽しみ、日本文化に興味を持ってくださる姿を見ることができ、自分で考えた企画を実際に形にできたことが、とても嬉しく印象に残っています。

LJI・ラオスへの思い

ラオスは、皆さんがとても温かく、ゆったりとした時間が流れる、とても素敵な国です。5か月間生活する中で、たくさんの方に出会い、ラオスの文化や考え方に触れ、多くのことを学びました。

LJIのスタッフの皆さんは、いつも優しく温かく接してくださいました。一緒に働いた時間はもちろん、日々の何気ない交流も大切な思い出です。

LJI、そしてラオスで過ごした時間や、ここで出会った方々とのつながりは、私にとってかけがえのない人生の財産です。


2017年に始まった関西学院大学からのインターン受け入れを通して、これまで多くの学生がLJIのスタッフやラオスの方々と出会い、ともに活動してきました。活動内容はそれぞれ異なりますが、LJIで働き、ラオスで生活する中で生まれた出会いやつながりは、派遣期間を終えた後も、それぞれのインターン生の中に残っています。

ラオス日本センターでは、これからも関西学院大学からのインターン生を迎え、ともにさまざまな活動に取り組んでいきます。

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